合計 : 0

S45C 中炭素鋼高周波硬質クロムメッキ鋼棒 S55C 高炭素高周波硬質クロムメッキ鋼棒 SUJ2 高周波硬質クロムメッキ軸受鋼棒
製品特性
中炭素素材には高周波熱処理後に精密センタレス研磨と硬質クロムメッキ処理を行う。硬化層は軸心寸法を基準として軸心表面から約1mm~3mm入り込む。こうして耐衝撃性を高め、更に耐摩耗性と耐食特性を備える。 高炭素素材には高周波を経てから精密センタレス研磨とクロメート処理を行う。硬化層は軸心寸法を基準として軸心表面から約1mm~3mm入り込む。こうして耐衝撃性を高め、更に耐摩耗性及び耐食、防食特性を備える。炭素の含有量が高いと、熱処理後に硬化層の硬度がSUJ2に匹敵する。ただし価格ではSUJ2軸受鋼よりも競争力を持つ。 この材質は炭素、クロム合金を含むため、独自の強靭性、耐摩耗性及び耐衝撃性を有する。熱処理後は安定性が高く、変形量が小さい。
材   質
JIS S45C、SAE1045、
DIN CK45、EN8
JIS S55C、SAE1055、
DIN CK55、EN9
JIS SUJ2、SAE52100、
DIN CK100Cr6
高周波硬度
HRC 53 ± 2 HRC 60 ± 3 HRC 62 ± 2
適合用途: 軸受、軸心、タイロッド、直線運動用ガイドロッド、スライドロッド、自動化機械、射出成型機、機械固定コラム軸心類など広範囲な用途に適用。
  • 硬質クロムメッキ層厚さ:<Φ20   15μm min.
            ≧Φ20   20μm min.
  • 硬質クロムメッキ層硬度: HV850 min. (0.1)
  • 高周波深さ:1mm~3mm (軸心寸法による)
  • 表面粗度:Ra 0.2μm max.
  • 外径公差:ISO h7、f7、h8、f8、g6
量産化での長さ:3000mm & 6000mm
特殊な材質、長さ、寸法、精度及び製造プロセスはオーダーメード可能。